驚きの球速!すごい送球をするキャッチャーたち

「スタットキャスト」の出現によって、ピッチングやバッティングなど、フィールド内の様々なことを数値化できるようになりました。

ピッチングでいうと「リリースポイント」「球速」「体感速度」「回転数」など

バッティングでは、打球の「速度」「角度」「方向」「飛距離」など

また投球・打撃だけではなく、キャッチャーや内・外野手の守備に関しても様々なことが分かるようになり、選手の育成に役立てています。

今回は「驚きの球速!すごい送球をするキャッチャーたち」をご紹介します。

「キャッチャーの送球の球速」については、今まであまり伝えられていませんでしたが、スタットキャストの出現によって分かるようになりました。

スタットキャストで分かる「キャッチャーの送球」の様々な数値とは?

まずはスタットキャストで分かる「キャッチャーの送球」の様々な数値をいくつかご紹介します(^^)

1つ目は「アームストレングス」。これはキャッチャーの送球の球速です。

2つ目は「エクスチェンジ」。これはキャッチャーが捕球してからボールをリリースするまでの時間です。

3つ目は「ポップタイム」。これはキャッチャーが捕球してから、二塁にいる野手にボールが到達するまでの時間です。プロの平均が2秒くらいといわれています。

代表的なものを挙げましたが、そのほかにも色んなことが分かります。

一人一人のキャッチャーが自分の送球について”スタットキャスト”で細かく分析することで「盗塁阻止率を高める送球」をするには「どんな練習をして、何を改善すればいいのか?」が分かり、送球能力を高めるのに効果的です。

球速No.1のキャッチャーの送球

「149キロ」

これはピッチャーの球速ではありません。メジャーリーグで記録されたキャッチャーの送球の球速です。

この数字はスタットキャストが出現してから、キャッチャーの送球の球速としては計測史上最速になります。

ヤバイですね(^^)

この球速を出したのはフィリーズホルヘ・アルファーロ捕手です。

驚異の149キロの豪速球を見せつけたのは2018年6月30日のナショナルズ戦。

5回2アウト一塁の場面で、一塁走者のトレイ・ターナーが投球2球目にスタート。

ターナーはメジャーでもトップクラスの快足の持ち主で、昨年は怪我で長期離脱して98試合しか出場していないにも関わらず46盗塁を記録。

しかし、ホルヘ・アルファーロは捕球前から動きだし、すばやくスムーズなステップ、そして全身をスピーディーに、かつ大きく使って豪速球を投げ込み盗塁阻止。

その送球は驚くほど伸びがありスピードを落とすことなくグラブにおさまり、球速は驚異の149キロ!

ポップタイム(捕球してからボールが二塁到達するタイム)もアウトにした送球としてはスタットキャスト計測史上最速の1.77秒を記録!

今季メジャーでもケタ違いの送球見せるキャッチャーホルヘ・アルファーロから目が離せません(^^)

座ったままの送球で驚愕の球速叩き出したキャッチャー

座ったままの送球、いわゆる「座り投げ」。

“座り投げ”での二塁送球は日本プロ野球ではなかなか見かけることができません。

“座り投げ”は2012年に引退した城島健司氏が得意にしていました。一塁牽制や二塁送球で座り投げをして、当時「ジョー・バズーカ」と呼ばれていました。

“座り投げ”で盗塁を刺すには人並み外れたフィジカルが必要で、メジャーリーグではそんな選手が多くいます。

その”座り投げ”で驚愕の送球をしたキャッチャーがメジャーリーグで話題になりました。

そのキャッチャーとはアストロズ(2018年7/26~)のマーティン・マルドナード捕手です。

エンゼルス時代に大谷翔平選手の女房役をしていたことで有名です。

優れたキャッチング・スローイング技術で2017年ゴールデングラブ賞を受賞した超一流のキャッチャーです。

マルドナード捕手の座り投げの送球の球速は、なんと驚きの137.1キロ!!

座ったままの送球でこの球速はスゴすぎます( ゚Д゚)

驚きの球速を出した送球は2018年5月29日の敵地タイガース戦。このときはまだエンゼルスにいました。

3回ノーアウト一塁の場面でした。

先発トロピアーノの投球3球目に一塁走者のイグレシアスがスタート。

ピッチャーが投げたのは、右バッターの外角低めに落ちる変化球で送球動作に入りにくいボール球でした。

捕球体勢が悪かったマルドナードは立ち上がらずに膝を着いたまま送球しました。

しかしその送球はスピードがあり低い弾道で伸びていき、二塁手のグラブに収まり、そのままグラブを動かすことなくタッチできるほど完璧な送球でアウト。

体勢が悪く、膝を着いたままの”座り投げ”で驚異の137.1キロ(85.2マイル)!!

ホップタイムは”座り投げ”ながらマルドナード自身今季最速の1.89秒!

実況でも「パーフェクトスロー」と叫んでいました(^^)

やっぱりメジャーはケタ違いのスゴイ選手がたくさんいて、見ていてワクワクしますね(>_<)

平均球速ベスト3

日本ではキャッチャーの送球の球速は調べても分からなかったので、メジャーリーグの記録をお伝えします。

メジャーでキャッチャーの二塁送球の球速(平均速度)2017年のベスト3を発表します。

1位:ウィルソン・コントレラス(カブス) 約140.3キロ(87.2マイル)

2位:ゲイリー・サンチェス(ヤンキース) 約139.3キロ(86.6マイル)

3.マーティン・マルドナード(エンゼルス) 約139.2キロ(86.5マイル)

平均速度で140キロってスゴイですね(^^)

座り投げで137.1キロを記録したマルドナードがランクインしています。実はマルドナードが2017年のメジャー最速の約143.4キロを記録しています。

この3人は強肩で有名で盗塁阻止率も高いキャッチャーたちで、たびたび盗塁阻止の場面を動画で見ることができます。

コントレラスは座り投げでもよく盗塁阻止をするなど、注目されているメジャー3年目のキャッチャーです。

サンチェスは2年連続、マルドナードは3年連続で盗塁阻止率4割前後と高い数字を出しています。

日本プロ野球ではキャッチャーの送球の球速は、僕が調べた限りでは分からなかったのですが、予想では平均で130キロ台前後ではないでしょうか(^^)

メジャーリーガーには送球の球速では勝てませんが、”ホップタイム”では日本のトップレベルのキャッチャーも負けていません。

日本のキャッチャーは捕球してから投げるまでが素早く、それで球速が遅いのを補っているのではと思っています。

まとめ

メジャーはやっぱりスゴイ!

身体能力がとても高く、ケタ違いの強肩を持っているキャッチャーが多くいます。キャッチャーの送球の球速で150キロ近く出るなんて驚きですね(>_<)

2015年にスタットキャストが出現してから、様々な数値が分かるようになり、どんどん分析が進んでいっています。

打球速度や野手の送球の球速などフィールド内の色んな数値が分かると、僕はなんだか楽しくなります。野球を見るときの楽しみが1つ増えました(^^)

最後までご覧いただきありがとうございます。またよろしくお願いいたします(^^)

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