少年野球で失敗しない軟式バットの選び方のポイント!

少年野球の軟式バットは意外と高いものなので、初めて買うときは絶対に失敗したくないですよね^^

軟式バットを買うときに、長さ・重量バランス・素材・重さなどどのような選び方をしたら良いか迷う方もいると思います。

「ホームランバッターになりたいから長距離バッター用のバットにしよう!」・・・こういった間違った選び方をしないようにして下さい(>_<)

間違った選び方をすると、バッティングに悪影響が出てしまいヒットが打てないので、子供はモチベーションが下がり野球をするのがイヤになって、最悪の場合は野球をやめてしまうかもしれません(T_T)

良い打球が打てたときは嬉しくなって、野球がどんどんが好きになります。だから野球を楽しむには、バットの選び方がかなり重要になってきます^^

お子さまが楽しく野球ができるように、今回は少年野球の軟式バットの正しい選び方をお伝えします。

少年野球・軟式バットの長さの選び方

まずは少年野球の軟式バットの長さの選び方です。小学生の低学年・高学年、中学生で軟式バットの長さの基準は大きく異なります。

1.小学生の低学年

小学生の低学年では「腕の長さ×1,3」くらいがの長さが最適です。

「腕の長さ」は、腕を垂らして脇の付け根~指先をメジャーで計って下さい。

これが大体の目安になりますので、あとは微調整をして下さい。

簡易的には、真横に腕を伸ばしてバットの先端を手で包み込み、胸の中心にバットのグリップが来るぐらいの長さですね。

2,小学生の高学年・中学生

「腕の長さ×1,3」でもいいのですが、成長期ということもあるので、決まった計算式というのはありません。

なぜなら、子供はひとりひとり体の特性があり、成長期の時期には違いが大きく出てくるからです。

簡単にいうと、足が長い子に育っていったり、筋肉質な子に育っていったり、腕が長い子に育っていったりというふうに・・・

背の高い子より低い子のほうが腕が長くなるというのは良くあることです。

例えば、僕でいうと身長178cmですが腕が極端に長く、身長190cmの人より長いんです(笑)

だから現状では決まった計算式はありません(^^;

小学生の高学年・中学生からは、ほとんどの子供さんは短くても82cmの軟式バット使うようになり、その後の83cmか84cmに収まるといいます。

体とバットのサイズが合わないと、フォームが崩れやすく、長すぎるとキレイに振り抜けませんし、短すぎると成長期で一気にグンッと背が伸びたときにはすぐに新しいものを買わないといけません。

最終的な選び方は、実際にバットを素振りして選んで下さい。やはりバットは実際に振ってみないと分かりません!

これは子供から大人まで、どの世代の方にもいえることで、実際にスイングしてみて入念にチェックして下さい。

少年野球・軟式バットのバランスの選び方

軟式バットの重量バランスはトップバランス・ミドルバランス・カウンターバランスがあり、重量バランスの選び方はかなり重要になります。

トップバランス

バットの先に重量バランスがあり、遠心力を活かすことでボールを強く叩くことができ打球の飛距離が出やすいと言われています。

プロ野球では、大谷翔平・筒香嘉智・中田翔などの長距離バッターですね。

一般的に「飛距離を出せるバット」といわれています。

バットの先端に重量バランスがいくため、どうしてもグリップは軽くて細くなります。細く感じる場合はテーピングなどで太さの調整をして下さい。

このバットを使いこなすには、高い技術力やパワーが必要です。

重心がバットの先にあるためスイングしたときに重さを感じやすく、バットのベッドが下がりやすくなるという弱点があります。ちゃんと振り抜くことができないと、バットが波打ってしまいます。

ミドルバランス

重量バランスがバットの真ん中あたりにあり、軟式・硬式問わず誰でも使いやすいバットといわれています。

重心が真ん中にあるので、ある程度の飛距離が出せ、ある程度バットコントロールがしやすいという部分を残しています。「飛距離」や「バットコントロールのしやすさ」は平均的と言っていいと思います。

比較的扱いやすく軟式だけではなく、硬式でも一番人気があります。アベレージヒッターと呼ばれるタイプの打者に好まれます。

カウンターバランス

これは一番手前のグリップに重心があり、バットコントロールしやすさをお求めならこれがいいと思います。

重心が一番手前にあるため振り抜きやすさは抜群で、流し打ち・内角打ちがしやすくミートしやすいイメージです。長打が出にくいという弱点があります。

グリップの近くに重量バランスがあるのでグリップの部分は太くなるため、こちらを選ばれる方は握ってみて持ちやすい感触のバットを選んで下さい。

ホームランバッターでもミドルバランスを使っている

  • 「長距離打者=トップバランス」
  • 「中距離打者=ミドルバランス」
  • 「短距離打者=カウンターバランス」

この先入観が打撃を台無しにすることもあります。

「この子は体格が良く、他の子よりパワーがあるからトップバランスだ!」

「この子はアベレージヒッターだからミドルバランスだ!」

というのは、ただの思い込みでしかありません。

2年連続トリプルスリーでホームランを量産している山田哲人はミドルバランスのバットを使っています。

また少年軟式野球でもホームランをたくさん打っているバッターがミドルバランスということもよくあり、実際にパワーのある高校野球のバッターもミドルバランスをよく使っています。

ミドルバランスは一番人気があり、大手の野球道具のメーカーの方はこう説明します。

「内角なら肘を抜いて、面でボールを押し出す。この動作を、よりスムーズに行えるよう設計されているのが、今のミドルバランスです」

引用元:日刊スポーツ

日米通算4000安打以上打っているイチローはホームランよりも安打数を求めていますが、ミドルバランスではなく、超トップバランスです。扱うのが難しい超トップバランスですが、イチローはずば抜けた技術力でヒットを量産しています。

このように先入観で選ぶというのは、やめた方がいいかもしれません。

体が大きく強くなってくれば「重くて長いトップバランスを使えば、さらに打撃が向上する」と普通は考えてしまいます。

しかしそれで「打てなくなった」というのは良くあります。「合う」「合わない」というのは、手に取ってスイングしてみないと分かりません。

だから軟式バットのバランスの選び方は、長さの選び方と同様に「実際に振ってみて自分に合うか試してみる」という選び方がベストです。

少年野球・軟式バットの素材の選び方

軟式の金属バットの素材はジュラルミンが一般的で、軟式野球・リトルリーグ・ボーイズリーグ・リトルシニア・高校野球まで幅広く使われています。

その他にカーボンもよく使われています。最近は軟式複合バットも人気ですね!

それぞれの素材の特徴をお伝えします。

ジュラルミンの特徴:硬い金属で反発力が強く金属バットでは良く使われている素材です。しかし重量があるのである程度のパワーが必要になり、力が弱ければ、使いこなせないこともあります。

カーボンの特徴:軽く加工しやすく、パワーがないお子様でもスイングを速くすることができます。力が弱い子供には最適です。しかし一部の中学軟式やリーグ、また高校野球では使用できません。

軟式複合バットの特徴:複数の金属+カーボン素材などを組み合わせたもので、「ビヨンドマックス」のようにゴムが複合されたものもあります。軽くて飛距離が伸びやすく、軟式野球ではとても人気があります。しかしカーボンと同じように一部の中学軟式やリーグ、また高校野球では使用できません。

軟式野球では、飛距離が伸びるビヨンドマックスのような軟式用ハイテクバット、いわゆる「飛ぶバット」が人気がありますが、このようなバットは使用するのに賛否両論があります。

初めから「飛ぶバット」を使ってしまうと、正しいスイングじゃなくても飛距離が出てしまい、スイングとしては良くないドアスイングでも飛んでいきます。

正しいインサイドアウトのスイングがしっかりと身に付きにくいので、流し打ちを覚えるのに時間がかかるかもしれません。

このようなデメリットを考えて、軟式用ハイテクバットを使うのはいいと思います。よく飛ぶと、子供たちはやる気が出て、もっと練習しようと頑張るので^^

少年野球・軟式のバットの重量の選び方

最後は軟式野球バットの重さの選び方です。これはかなり重要ですが、間違った選び方をしている人も多いので注意が必要です。

「重いバット=飛距離が伸びる」と思われている方も多いと思います。しかし、これは誰しもが当てはまる訳ではありません。

バットの芯に当てて、しっかりと押し込むことができれば飛距離は出ます。速いスイングスピードをちゃんと身に付ければ、バットの重さで飛距離が大きく変わりません。

巨人の坂本勇人は、国際大会「プレミア12」で一緒になったソフトバンク松田宣浩やDeNA筒香嘉智らとバットの話をしたとき「好打者には軽いバットを使っている人が多い」と聞き、バットの重さを軽くしました(910g→900g)。たった10gの違いですが、効果は絶大で、その年首位打者を獲得しました。

またソフトバンク柳田悠岐は、高校生の金属バットより軽い880gを使っています。

選び方を間違って、自分に合わない重いバットを使うと、バットが波打つ・ドアスイングになる・スイングスピードが遅くなる・ヘッドが下がる・ミート率が下がるなど、良いことがありません。なので重く感じるものはあまりおすすめできません。

しかし少年軟式野球のバットの重さの選び方は、ちゃんとした計算式というものはありません!

成長期の少年野球の子供たちは

  • 背が高くても力が弱い
  • 背が低くても力が強い
  • 体重が軽くても力が強い
  • 体重が重くても力が弱い

こういったことは良くあることで、一人一人体の特性が違います。当然、力が強い子と弱い子では、しっかりと振れるバットの重さは違います。

重さの選び方は、素振りをしてみて「しっかりと振り抜ける重さ」、ブンッと「短くて大きいスイング音が聞こえるか」を基準にして下さい。

小学生も中学生もバッティンググローブは必要

少年軟式野球の子供たちもバッティンググローブが必要です。

バットにパワーをしっかりと伝えるために重要になります。

握力がなくても、手汗が多くてもしっかりと握れるようになります。

バッティンググローブの選び方は、まず手にはめてみます。そのときに大きかったり小さかったりせず、ぴったりした物を選んで下さい。はめずに買うのだけは絶対にやめて下さい。

高いものは本革で素手で握っている感覚がありグリップ力もよくバットに力が伝わりやすいですが、、洗うことができず薄くて破れやすい欠点があります。

安いものは人工革のもので洗うことができ、清潔に使えますが、素手で握っている感覚がなく違和感があります。

練習は人工革、試合は本革でと使い分けている選手が多いようです。

グリップ力を増すためにグリップテーピングをするのも有効で、凸凹のもの・そうでないものがあり、選手は好みのグリップテーピングをしています。

最適なバットの選び方は「筋力」がカギ

長さ・バランス・素材・重さなど軟式バットの選び方をお伝えしました。

「成長期でこれから大きくなっていくから、少し長くて重いバットにしよう!」

と言う方は多いと思います。

しかし、この選び方は間違っています。

少し長く重いだけで、子供のバッティングがどれだけ崩れてしまうかご存知ですか?

少し長く重いだけで

  • スイングスピードが遅くなる
  • 振り遅れる
  • ヘッドが下がる
  • スイングが波打つ

こういうことになり、ミート率が下がってしまいます。たとえミートできたとしても

  • バットの重さに負けてインパクト時のパワーが弱くなる
  • しっかりと振りきることができず、手打ちになり、飛距離が出ない

など、多くのデメリットがあります。

最適な軟式バットの選び方は「子供の”筋力”に合うかどうか」を基準に選んで下さい。

重いバットより、軽いものの方がメリットが多くなります。子供たちは軽いバットを使う方がはるかにヒットを打つ確率が高くなります。

先ほどお伝えしましたが、プロ野球選手でも「軽いバットを使っている好打者は多い」といいます。

最終的なバットの選び方は、素振りをしてみて決めて下さい。友達のバットを借りて、打たしてもらうのも有効ですね^^

バットは、なるべく通販でなく実際に店頭に行って「スイングして」選んで下さい。

素振りをしてみて「しっかりと振り抜ける重さ」、「ブンッ!と短くて大きいスイング音が聞こえるか」を基準にして下さい。

高校でも野球を続けたい中学生は計画的にレベルアップを

中学軟式から高校硬式に変わると必ず900g以上のバットになります。自分に合わないからと言って、900gより軽いものは使えません。

実際に振ってみると良くわかりますが、900gのバットを使いこなすには、パワーが必要になってきますので、しっかりと計画性を持ってレベルをアップさせていきましょう。

今使っているものよりも重いバット(マスコットバット・竹バットなど)を振り込んで下さい。

高校野球で使うバットは値段が高く、買うのは失敗したくありませんよね。

中学軟式では、1度バットを買い換えることが多いといいます。次に使うことを考えて、1ランク上の金属バットを練習用とするのが効率的で、硬式バットへ買いかえる時もスムーズにいくと思います^^

バットの買い換えのタイミング

「スイングスピードが速くなったから、重いバットに変える」という必要もありません。

バットの買い換えのタイミングは「バットが軽すぎて、自分の力にバットがついていけなくなり、スイングが波打って”速度やミート率”が下がってきたとき」です。

スイングしていて「軽すぎる・振りにくい」、また「今よりも少し重いバットの方が振りやすい・打ちやすい」などと感じたときが、新しい軟式バットへの買い換えの時期になると思います。

まとめ

少年野球の軟式バットの選び方をお伝えしました。大事なのは子供の筋力に合わせるということです。正しい選び方は、しっかりと振りきれるかどうかが大事です。

間違っても成長するからといって、ちゃんとスイングできないものはやめた方がいいと思います。

重いものよりも、軽いものの方がミートしやすいということを覚えておいて下さい。

少年野球での正しい軟式バットの選び方は、今後の野球人生にとても重になります!

ヒットが打てれば子供たちは野球がどんどん好きになり、練習も進んでするようになります。

素振り用に10%軽いバットをあれば、スイングスピードのアップが期待できるので効果的です。

中学生以上になれば筋力が伸びてくるので、10%軽いバットに加えて10%重いバットも振り込めば、更なるスイングスピードアップ・筋力アップにつながり打撃能力向上が期待できます。

10%軽いバットは、以前使っていたものを使えば経済的ですね^^

高校でも野球を続けたい中学生以上のお子さまは、900g以上のバットを使うことを想定してレベルアップを目指して下さい。

最後までご覧いただきありがとうございます。またよろしくお願いいたします^^

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