ティーバッティングの意味・目的を徹底調査!野球上達したい人必見!

野球をしてる人なら必ずやっている練習といえば・・・

「ティーバッティング」

このティーバッティングは何も目的意識を持たず、ただ闇雲にボールを打ってるだけじゃ効果は薄くなります(>_<)

ティーバッティングの「意味・目的」を理解して、それらを意識して一球一球打つのが重要です!

少年野球でも指導者がティーバッティングの「意味・目的」を理解しないままやっていると実践で役に立たないものになります。

今回は野球上達したい人必見!!

  1. 数々の名選手を育てた杉村繁コーチが語るティーバッティングの意味や目的
  2. プロ野球選手が語るティーバッティングの効果
  3. 落合博満がティーバッティングを反対する理由とは?
  4. 置きティーを最も大切にしていた19年連続3割・生涯打率,338のメジャーリーガー

をお伝えしたいと思います(^-^)

数々の名選手を育てた杉村繁コーチが語るティーバッティングの意味や目的

山田哲人がトリプルスリーを達成し一躍有名になったヤクルトの杉村繁コーチ。

野球好きなら知ってる人も多いのではないでしょうか?

7年連続3割・両リーグ首位打者・日本プロ野球右打者史上最高打率(,378)の記録を持っている「内川聖一」を育てたことでも有名です。

また日本プロ野球史上2人目のシーズン200安打達成・日本プロ野球史上唯一2度のシーズン200安打達成・日本プロ野球歴代4位のシーズン安打記録(209安打)を持っており、現在メジャーリーガーとして活躍し続けている「青木宣親」も育てました。

杉村コーチがいなければ、この3人はここまでの選手になっていなかったかもしれません。

そして杉村コーチがバッティング練習で最も重要視しているのがティーバッティングです!

内川聖一や青木宣親を指導したときは、それほど種類は多くなく5種類くらいでしたが、現在はそれぞれ意味・目的が違う11種類以上に増えました!

なぜ意味・目的の違うティーバッティングをこれだけ多くの種類をする必要があるのでしょうか?

杉村コーチはティーバッティングの意味や目的をこう語っています。

選手たちは前日の試合でフォームを崩されているんです。

それをティーバッティングによって正しいフォームに戻すというのが目的です。

大きい波を作らず、小さな波で終わらす。そうしたら3割近くは打てるだろうと。

僕の持論ですが、バッティングとは「タイミング」「ミートポイント」「バットの軌道」の3つで成り立っていると思うんです。

ティーバッティングはこれらすべてを鍛えることができる。

引用元:livedoor NEWS

ティーバッティングはこの「タイミング」「ミートポイント」「バット軌道」の3大要素の「”修正”と”確認”と”意識付け”」

野球界を代表する選手を育て上げた杉村コーチが語るのだから、説得力がありますよね(^-^)

ティーバッティングをするときは、この意味・目的をしっかりと頭に入れると効率の良いものになると思います!

ヤクルトの室内練習場ではティーバッティングの練習スペースに連日6~7人やって来るといいます。

ティーバッティングは単純な反復練習なので好きな選手は少ないといわれていますが、選手たちは一生懸命繰り返し繰り返しティーバッティングをしています。

それは単純に「結果が出ているから」だそうです(^-^)

ティーバッティングのメニューにはインコース、アウトコース、低め・高め、変化球、最も力の伝わるポイントを意識付けるティーバッティングなど、一つ一つに様々な意味・目的があります!

そして選手一人一人がしっかりと明確な目的意識を持って、一人一人違う組み合わせのティーバッティングをしています。

杉村コーチがする11種類のティーバッティングのなかで、珍しいティーバッティングがあります。

それは「バランスボールに乗って真横(体の正面)からの来た球を打つ」ティーバッティングです。

このティーバッティングの意味や目的をこう語っています。

「ボールを払う感覚、体の正面で打つ感覚、インサイド球に対してヒジを抜いて打つ感覚。

この3つを練習することができます。

体の正面で打つ感覚を養う時は緩いボールを投げる。

逆にヒジを抜いて打つ感覚を練習する時は、インサイドに速い球を上げます。

先程も言いましたが、バッティングはタイミングとポイントとバットの軌道。

その中で、特に右バッターの場合はボールを呼び込んで逆方向に打てないと一軍では使えない。

落ちるボールが非常に多い時代なので、しっかりポイントに呼び込んで逆方向に打たないとヒットになりません」

引用元:livedoor NEWS

このティーバッティングはプロ野球界の超人と呼ばれる糸井義男もやっていました。糸井義男はインコース打ちがとてもうまく、厳しいインコースの球でも関係なくヒットにする技術を持っています!

山田哲人はこのティーバッティングのおかげで、2ストライクで追い込まれてから狙っていないインコースに来たときに、反射的にパッと手を出してホームランを打てたと言っていました。

山田哲人も内角打ちの名手ですよね(^^)

その他に珍しいものといえば「ワンバウンドの球を打つ」「ストライクより低めに投げたボール球を打つ」ティーバッティングがあります。

このティーバッティングの意味・目的は

「フォークボールは、試合で手を出さなければ練習の必要はないんです。ボール球だから。でも、みんな手を出してしまう(笑)。

じゃあ、低めのボールを打つ練習をしようと。内容的には低めにトスしたり、ワンバウンドの球を打たせたり。

それで、どうすればヒットになるのかといえば、フォークの軌道に対して、下からバットを出してセンター方向に打ち返すんです。

ただボールの軌道を追いかけて打ちにいったら、全部ゴロになってしまう。

ちゃんと説明してあげれば、選手も納得して練習できます。大事なことは、練習の目的を明確にすることなんですよ」

引用元:livedoorNEWS

確かにフォークなどの縦の変化球はボール球になることが多いので打つ必要はないんですが、つい振ってしまいますよね(笑)

このティーバッティングは振りにいってしまったときのための練習なんですね(^^)

プロ野球選手が語るティーバッティングの効果

日本プロ野球史上初の2年連続トリプルスリーといえば・・・そう!山田哲人ですよね!山田哲人はティーバッティングの効果を痛感しています。

杉村コーチと11種類のティーバッティングをするようになり、打撃成績が飛躍的に上昇しました!

山田哲人が感じたティーバッティングの効果とは以下のようなものです。

  • 最も力が入るポイントを覚えたことで飛躍的に長打力がアップしホームランが激増した
  • 苦手だったアウトコースを強く叩けるようになり、アウトコースの打率が上がった
  • バットが下から出る癖があったがティーバッティングで上から振ることを意識して、試合でレベルスイングできるようになった
  • 2ストライクに追い込まれてからの打率が上がった
  • 「ティーをしたから大丈夫なんだ!」と安心感を持って打席に立てる

山田哲人はティーバッティングの「意味・目的」をしっかりと理解して、明確な目的意識を持って毎日欠かさず行っています。

「アップで使ってる人もいますけど、1番大切なバッティング練習!

「今はこれを(ティーバッティング)をやらないと体が嫌って言ってます。体がティーを欲しがっています!

と山田哲人は言っており、単純な反復練習で嫌がる野球選手が多いなか好んでティーバッティングをしています。

それは単純に「結果が出ているから」のようです(^^)これは誰もが認めるところだと思います。

そして、畠山和洋(ヤクルトでチームトップクラスの長打力を持ち2015年に打点王を獲得)は、杉村コーチとティーバッティングによりスイング軌道修正に取り組みました。

畠山和洋は早出練習では、ほとんどティーバッティングしかせず、キャンプでは時間をかけて多くの球数を打ちます。

しかしシーズン中は球数は少ないですが目的意識を明確にして、いろんなボールに対してのバット軌道を確かめています。何も考えずに打つよりもタメになると言います。

畠山和洋はティーバッティングの効果についてこう語っています。

「バッティング技術が身につき、ティーバッティングで意識していることが試合でもできるようになり、結果につながっている」

ヤクルトは杉村コーチはのもとティーバッティングを主体とした練習を続け、2015年ヤクルトはセ・リーグ最強打線(打率・得点で1位、本塁打数は2位)となりセ・リーグ優勝を果たしました(>_<)!

特に主要打撃部門(打率・本塁打・打点)の1位はすべてヤクルトが独占し、山田哲人は本塁打王(38本)、畠山和洋は打点王(105打点)、川端慎吾は首位打者(,336)を獲得しています!

落合博満がティーバッティング反対する理由とは?

野球界ではティーバッティングは有効だという意見もありますが、三冠王3回の天才打者落合博満氏はティーバッティングを否定しています。

落合博満氏がティーバッティングを否定する理由は3つあり、「百害あって一利なし」とまで言い切っています。その理由とは

1,投げられるボールの角度が悪い

落合博満氏がティーバッティングを否定する一番の理由が「投げられるボールの角度が悪く、実践的ではない」ということです。

野球の練習は「実戦に即する」ものでないといけないという点をあげています。落合博満氏の語るバッティング基本は「センター返し」です。

しかしティーバッティングは斜め前から投げられたボールを正面に打つので「実戦に即さない」そうです。

どういうことかというと、右バッターならセカンド方向から来たボールをセンター方向に打つことになります。

それは引っ張り込んでしまい、極端にいうと「ファウルを打つ練習」になってしまうといい、”バッティングで目指すべき体の動き” とは違うものになるのでダメだと指摘しています。

2,ボールの上部分を打ってしまう

2つ目の理由は「ボールの上の部分を打つ練習になる」といいます。

落合博満氏は良いバッティングをするには「バットをボールの下に滑り込ませる感覚」でボールの下をミートして、バックスピンをかけてあげることが大事であるとしています。

しかしティーバッティングでは、ネットに向けてボールを打つので「ボールの上っ面を打ってしまう」のでバックスピンをかけらなくなると考えています。

また「ネットに入れよう」とするので、スイングの軌道が外へ外へと向かってしまい「ドアスイング(外回りのスイング)」を体が覚えてしまうし、ミートポイントを体の近くに持ってきてしまうようになるのでダメだと指摘しています。

3,練習のための練習で時間のムダ

ティーバッティングは「練習のための練習で時間のムダ」だと言います。

フリーバッティングの前にティーバッティングをする野球選手が多く、フリーバッティングで「良いバッティングをするための準備」にしかならないと述べています。

この3つの理由からティーバッティングは、野球選手は積極的にするものではないといいます。

落合博満氏はスタンドティーを使ったティーバッティング(いわゆる置きティー)をおすすめしています。

置きティーであれば斜め前からボールが来るという悪い点がなくなり「自分の間合い」で打てるので、置きティーをおすすめしています。

「バッティング練習=バットを振り込むこと」で楽しくない練習ほど良いとのことです。

落合博満氏の考え方も一理あると思いますが、僕としてはティーバッティングで成果を上げている選手がいるので、ティーバッティングは時間のムダではないと思います。

むしろ、バッティングを上達させる大切な練習だと思います。

ぜひ積極的にしてもらいたいですね(^^)

しかし、何も考えずに打つのではなく「意味・目的」をちゃんと意識して、ティーバッティングをしていただき実戦に役立つものにして下さい(^-^)

「置きティー」を最も大切にしていた19年連続3割・生涯打率,338のメジャーリーガー

皆さん「トニー・グウィン」というメジャーリーガーを知っていますか?

野球をやっている人でも知っている人は少ないかもしれません。

トニー・グウィンはメジャーリーグで19年連続3割・生涯打率,338・通算3141安打・首位打者8回と圧倒的な成績を残したメジャーリーグを代表する安打製造機です!

トニー・グウィンは1982~2001年まで20年間現役を続け、パワーヒッター全盛期にコンタクトヒッター(通算打率,338)として活躍していました。

どんなボールに対しても広角に打ち分けることができ、シーズン最高打率は,394を記録しています(>_<)

トニー・グウィンは、スランプに陥ったときにスタンドティーを使った「置きティー」よくしていました。

トニー・グウィンは置きティーの「意味・目的」をこう語っています。

「ティーをすることで”ボールを追っかけて打ってはいけない” というバッティングの鉄則を確認するんです。」

引用元:web Sportiva

トニー・グウィンはスランプに陥ったとき、ボールを追っかけて体が前に突っ込みやすくなるので「置きティー」をして、しっかりと「自分のポイントまで呼び込んで打つ感覚」を取り戻していたんですね!

メジャーを代表する安打製造機のトニー・グウィンでさえ、アメリカの少年野球でも最も基本になる「置きティー」を大切にしていました。

フリーバッティングやティーバッティング(トスバッティング)は全くせずに、黙々と置きティーだけしかしない日もあったといいます。

これは1球1球集中して自分自身のスイングの悪い部分を確認できる練習だったからです。

置きティーは、止まっているボールを打つので

  1. ミートする位置(内外角・高低・前後)
  2. ミートするときのバットの角度
  3. 飛んでいく角度・方向

をしっかりと確認でき「ボールを確実に捉えるという感覚」を身に付ける練習になります。

メジャーリーグでは、トスバッティングよりスタンドティーを使ったティーバッティングが主流だといいます。

メジャーと日本の野球ではこういった違いがあるんですね(^-^)

まとめ

ティーバッティングには

バッティングの3大要素「タイミング」「ミートポイント」「バット軌道」の「”修正”と”確認”と”意識付け”」

になります。この「意味や目的」を意識してティーバッティングをして下さい(^^)

野球をしているなら、やっぱりバッティングを向上させたいですよね!

  • ヒットを打ちたい
  • 長打力を向上させたい
  • 流し打ちがうまくなりたい
  • インコース・アウトコースが打てるようになりたい
  • 変化球が打てるようになりたい

これらが全部解決できるのがティーバッティングです!「置きティー」も効果的ですのでこちらも頑張って下さい(^^)

ティーバッティングを有効に使い、野球上達していただきたいと思います(^-^)

最後までご覧いただきありがとうございます。皆様が今よりも良くなるように願っております。

また宜しくお願い致します。

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