メジャーリーガーのバッティングフォームに打撃進化するための3つのヒント!

メジャーリーガーのあの豪快なホームラン!!あのパワフルなバッティングフォームはかっこいいですよね(^-^)

最近はメジャーに挑戦する日本人選手も多く「メジャーリーガーになりたい!」という子供たちもどんどん増えています。

高校球児たちもメジャーリーガーに憧れ、清宮幸太郎も堂々と「将来の目標はメジャーリーガー」と口にしています!

これからメジャー挑戦する日本人選手が多くなっていくことでしょう(^^)

今回は「メジャーリーガーのバッティングフォームの3つの大きな特徴」をご紹介します(^-^)

シンプルでムダな動きがないメジャーリーガーのバッティングフォーム

「メジャーリーガーはパワーがある。だからホームランを打てるんだ!」という人が多くいます。

確かにパワーは必要です。パワーは、あればあるほどバッティングには有利です。

しかし、それは間違いないのですが、正解ではありません。パワーだけじゃホームランは打てません。

実際に、体が小さいメジャーリーガーでもホームラン20本以上を打てる選手がいます。メジャー最小167cmのホセアルトゥーベがそうですね!

なぜ体が小さくてもこれだけホームランが打てるのでしょう?

それは「力の出し方・出力の仕方」に違いがあるといいます。

簡単にいいますとメジャーリーガーは、“ミートする瞬間に力をしっかり伝える”ということを心がけています(^-^)

だから体が小さかったり、体重が軽い選手でもミートする瞬間に力を集中することでボールに大きな力を伝え、それにより飛距離を伸ばしホームランを多く打つことができるのです。

メジャーでは「ショート・コンパクト・スイング」という表現を多く使うそうです。

体が大きくパワーがあるメジャーリーガーが多く、力に任せたバッティングフォームをしている選手が多いと思ってる人もいると思います。

でも決して力だけに頼ったバッティングをしていません。

実際はちゃんとした「技術」がともなっていて、しっかりと「ショート・コンパクト・スイング」をしているメジャーリーガーが多いのです。

メジャーリーガーはバッティングフォームが豪快な選手が多いので大振りしているように見えますが、スローモーションで、よーく見るとボールを捉えるまで無駄な動きがなく非常にコンパクトなバッティングフォームをしています。

日本ではインパクトの瞬間まで、足を大きく上げたりして体の反動を使うようなバッティングフォームが多いように思えます。

多くのメジャーリーガーの打者のインパクトの瞬間まで、大きく反動を使うようなバッティングフォームをしていません。

メジャーリーガーのバッティングフォームの特徴は、回転軸がしっかりとしていて、構えからインパクトまで「頭の位置」がほとんど動かずに、その場でクルッと回転するような打ち方です。

アメリカなどメジャーリーガーを多く輩出している国では、メジャーリーガーのバッティングフォーム「ショート・コンパクト・スイング」をお手本にして育っているので、反動をあまり使わずに回転軸をしっかりとしてスイングするというのが当たり前になっています。

日本では一部で勢いをつけて遠くに飛ばすために子供たちに「足を大きく上げて打ちなさい」など反動をつけて打つように指導するところもあります。

また日本のプロ野球選手が足を大きく上げて反動をつけてバッティングする姿をお手本にしている子供たちも多いと思います。

このような影響もあり、日本の野球では足を大きく上げたり反動を使うようなバッティングフォームが多くなったのかもしれません。

メジャー歴代最多本塁打のメジャー最強打者のバリーボンズは

「日本人は打席のなかで動きすぎだ!」

と言っています。

しかし「メジャー型」も「日本型」もメリット・デメリットがあると思いますのでご自分で色々試してみて、自分流の唯一無二のバッティングフォームを完成させて下さい。

特徴1,足をあまり上げないメジャーリーガー!

日本では右打者でも左打者でも関係なく大きく足を上げて打つバッティングフォームの選手(山田哲人・柳田悠岐・中田翔・中村剛也・森友哉など)が目立ちます。

しかしメジャーリーガーは足をあまり上げない打者が多いのが特徴です。

日本の打者とメジャーリーガーの足を上げるタイミングが大きく違い、大まかに言うと

  • 日本の打者は始動が早く「ピッチャーが足を上げて、重心が下がり始める前後」にタイミングをとる
  • メジャーリーガーは始動が遅く「ピッチャーの前足が着地する前後」にタイミングをとる

こういう特徴があります。

メジャーリーガーは足を上げない・すり足・大きく上げる打者もいますが、だいたいタイミングをとる(重心が後ろに行く)瞬間はほとんど同じ打者が多いようです。

ピッチャーはいろんなピッチングフォームがあり、足を上げてからゆっくり重心を下げる人もいれば、スッと早く下げる人もいます。

だから「ピッチャーが重心を下げ始める時」に、打者が足を上げるとタイミングを外されやすくなる危険性が高くなります。

なかには、タイミングを外すために意図的に重心を下げる速度を変えたり、いきなりクイックで投げたりするピッチャーもいます。

それに比べメジャーリーガーのように、「ピッチャーの前足が着地する前後」にタイミングをとると、タイミングを外される危険性が少なくなります。

ピッチャーは打たれまいと、あらゆるテクニックを駆使して打者のバッティングフォームを崩そうとしますが、前足が着いたあとは腕を振るだけなのでタイミングを外しにくくなります。

足を下ろすスピードを変えるピッチャーはいても、腕を振るスピードを変えるピッチャーはいません。腕を振るスピードをコロコロ変えてたらピッチングにかなり影響がでてきますからね(笑)

構えからインパクトするときの「頭の位置」も日本の打者とメジャーリーガーは違い、大まかに言うと

  • 日本の打者は頭の位置が「後ろにも前にも動く」
  • メジャーリーガーは頭の位置が「後ろにも前にもほとんど動かない」

大きく足を上げると頭が上下や前後などに動きやすく、目線がぶれる可能性が高くなります。

足をあまり上げないメジャーリーガーのバッティングフォームでは、頭がほとんど動かず目線がぶれにくいという利点があります。

日本の打者で多いのは、足を上げて後ろに体重移動するときに「頭の位置」が後ろ足の上に完全に乗ります。

その後、足を下ろして前に体重移動するときには、体も前に大きく移動し、当たり前ですが「頭の位置」も前に大きく動いてしまいます。

メジャーリーガーは足を大きく上げる選手もいますが、足を上げて後ろに体重移動するときも、体の位置が構えの時とほとんど変わらず「頭の位置」もほとんど後ろに移動しないんです。

そして足を下ろすときも、体の位置もほとんど前に移動しないので、当然「頭の位置」もほとんど前に移動しません。

ボールを捉える位置も日本の打者とメジャーリーガーは違い、大まかに言うと

  • 日本の打者は「ピッチャー寄り」
  • メジャーリーガーは「キャッチャー寄り」

メジャーリーガーは「動くボール(ツーシームやカットボール)」を投げるピッチャーが多くいます。

「動くボール」はストレートとスピード・軌道がほとんど変わらず、打者の手元で少し曲がるので、なるべく手元まで引き付けて「キャッチャー寄り」でミートしなくてはなりません。

何年もレギュラーで出続けているメジャーリーガーの「青木宣親」は非常に効率的なバッティングフォームをしています。

メジャーに来た最初の頃は、メジャーのピッチャーの投げるボールに力負けし強く打ち返すことができず、思うような成績が残せずにいました。

メジャーのピッチャーは投球動作が速く、球も速いので、青木宣親はメジャーに来てからバッティングフォームを大きく変えました。

「日本にいたときより足を上げない」「左サイドを強く意識して、左足に重心を残す」ようにしました!

日本にいたときには、あり得ないバッティングフォームだといいます。

これらを意識するようになり、メジャーのピッチャーのボールを強く弾き返せるようになったといいます!

頭の位置が構えからインパクトまで変わらず、ボールを「キャッチャー寄り」で捉えることができるので、メジャーの「速球」にも「動くボール」にも対応できるようになりメジャーでも安定した成績を残し続けています。

メジャーでの三振の少なさはトップクラスでブルワーズ時代の監督からは

「天賦の才を持っている。あんなに手と目をうまく連動させる選手は、これまで見たことがない」

引用元:Wikipedia

と絶賛されています。かっこいいですよねぇ(^^)

特徴2,後ろの脇を大きくあけるメジャーリーガー!

メジャーリーガーのバッティングフォームの構えを見てみると、日本の打者より後ろの肘を高く上げ「後ろの脇」を大きく開けています。

キャッチャーとしてプロ野球史上最多通算8回の打率3割を記録し球界一の頭脳派で知られる”平成最強キャッチャー古田敦也”はこう言います。

「メジャーリーガーは後ろの脇を開けたほうがメリットが高いから開けている」

どういうメリットかと言うと

「開いた脇を閉めることでスイングスピードが加速する!」

からです。構えの時に大きく脇をあけて、トップの位置からスイングを始めるときに脇をグッと閉めるとスイングスピードが上がるのです。

日本でも昔は後ろの脇を閉めていましたが、現代野球では後ろの脇はあけるのが主流になっています。

でもメジャーリーガーのほうが「これでもかっ」っていうくらい大きく後ろの脇を開けています。これはメジャーリーガーのほうがパワーがあるからできることだと言われています。

特徴3,インパクトの瞬間に踏み込んだ「前足」を突っ張って全体重をかけるメジャーリーガーの強打者たち!

メジャーリーガーの強打者たちはインパクトの瞬間に踏み込んだ前足に全体重がかかるので「後ろ足が浮く」んです!

このようなバッティングフォームをしているのはメジャー三冠王ミゲル・カブレラ、若きスーパースターのブライス・ハーパー、10年連続3割30本塁打100打点アルバート・プホルス、13年総額377億ジャンカルロ・スタントンなどメジャーの名だたる強打者がたくさんいます。

日本では「後ろ足に体重を残すように」と言われることがありますが、メジャーリーガーのトップの強打者たちは前に体重移動して、踏み出した前足に全体重をかけるためインパクトの瞬間は後ろ足が浮いている選手もいます。

踏み出した前足は突っ張って(伸びて)いて、その前足で壁を作り、体が開かないようにしたり前に突っ込まないようにして全体重をボールにぶつけるんです!

そして「踏み出した前足を軸にして」クルっと回転しています。

日本トップクラスの飛距離を誇る柳田悠岐もこのようなバッティングフォームをしています。しかし柳田悠岐の場合は、大きく前に体重移動して頭も大きく前に動いてスイングしています。

そのため、今のままではメジャーの「動くボール」に対応するのは難しいかもしれません。

メジャーリーガーは体重移動して前足に全体重がかかっても、構えからインパクトの瞬間までほとんど「頭の位置は動かない」んです(>_<)

大谷翔平のバッティングフォームはメジャーリーガー!?

実は「踏み出した前足を突っ張る(伸ばす)」というのは、2016年から日本最強左打者の大谷翔平が実践しています。

この感覚を身に付けるために、バッティング練習ではインパクトの瞬間に完全に軸足(左足)を完全に浮かして前足(右足)だけで体を支えスイングするときもあります。

すると体が開かなくなったり前に突っ込まなくなり、頭の位置が前に動いてしまう日本の打者が多いなか、大谷はメジャーリーガーのように構えからインパクトまで頭の位置がほとんど動きません。

するとミートポイントを今までよりもキャッチャー寄りにでき「自分のゾーン」までボールを呼び込み、どんなボールでもしっかりと捉えられるようになりました。

大谷翔平は「ヒットにできるストライクゾーンも広がっている。アウトコースもインコースも関係ない。」と語っています。

その言葉通りバッティングフォームを改造してから、2016年の打撃成績は驚くほど良くなり打率,322、わずか104試合の出場で22本塁打も打ちました。

ミートポイントがキャッチャー寄りになったことで、レフトにも長打が打てるようになりレフト方向へのホームランも激増しています。

そして2017年には、構えの時からグリップをトップの位置に置くようになり、テークバックも小さくなりました。大谷は

「テークバックを小さくしたというか・・・一番は初動を遅くしたいんですよね。言葉ではなかなか伝えるのが難しいのですが・・・

自分がイメージしているバットの振り出しの一番最初のところをなるべく遅くすることで「動くボール」に対しても、もっと打てるようになるのかなと」

引用元:週刊ベースボール

とインタビューで語っています。多くのメジャーリーガーも最初からグリップの位置をトップに置いています。

2017年のバッティングフォームの構えは上体を前に倒して後ろの脇を大きくあけて、構えからインパクトの瞬間まで頭の位置が動かずその場でクルっと回転して、まるで「メジャーリーガー」のようでかっこいいですよね(^^)

大谷翔平は2018年にメジャー移籍しました。メジャーのピッチャーが投げるスピードボールや「動くボール」を意識し、大谷翔平のかっこいいバッティングフォームはどんどん進化していっています(^^)

 まとめ

メジャーリーガーのバッティングフォームの3つの大きな特徴でした。まとめますと

  1. 足をあまり上げない
  2. 後ろの脇を大きくあける
  3. 踏み出した前足突っ張って、前足を軸に回転する

です。これらのことを行いながら、構えからインパクトまで「頭の位置を動かさない」ようにして、その場でクルっと回転することが重要です。

メジャーリーガーのバッティングフォームは「ショート・コンパクト・スイング」でシンプルでムダな動きがないんです!

これは力があるからできると思われていますが、メジャーリーガーをずっと見てきたアメリカなどの子供たちは活躍するメジャーリーガーのマネをしています。

初めの頃はぎこちないですが、振り込んでいくと同じようなバッティングフォームができるようになっていきます。

子供にメジャーリーガーのようなバッティングフォームを身に付けさせたい人は、子供の頃からメジャーの試合を見せるなどの環境をつくり、メジャーリーグをより身近なものにするのが一番良いのかもしれません。

また本気でメジャーリーガーになりたい人は、なるべく早い段階でメジャーに挑戦する方がいいと思っています。

当然ですがメジャーの「スピードボールや動くボール」には慣れが必要になります。

できるなら高校を出てすぐ、大学を出てすぐとか成長スピードが著しい10代~20代前半にメジャーに挑戦してほしいのですが・・・(>_<)

最後までご覧いただきありがとうございます。皆様が今よりも良くなるように願っております。

また宜しくお願い致します。

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