かっこいいバッティングフォームの選手3人を徹底調査!!

プロ野球ではいろいろなバッティングフォームの選手がいますよね。

一昔前は面白い個性的なバッティングフォームの選手がいましたが、今はあまり見かけなくなりましたね。

例えば種田仁の”ガニ股打法”、フリオ・フランコの”フランコ打法”、梨田昌孝の”コンニャク打法”、トニー・バティスタの”極端なオープンスタンス”などいろいろありました。今の子供は知らないでしょうね(笑)

今はテレビやスマホなどでプロ野球選手のバッティングフォームの画像が簡単に見れたり、スマホなどで動画を撮って見れる世の中になってきました。

変なバッティングフォームだと指導者にすぐに直されることが多く、そのためか個性的なバッティングフォームの選手は少なくなり、似たようなバッティングフォームの選手が多くなってきているように感じられます。

いろんなバッティングフォームの選手がいるなかで、今回は「3人のかっこいいバッティングフォームの選手」「その選手の考え方やバッティングフォームのポイント」を徹底調査しました。

王貞治の”一本足打法”はかっこいい!

世界のホームランキング通算本塁打数868本・王貞治の”一本足打法”はかっこいいですよね!

当時の人はよくモノマネをしたと思います。でもあのバッティングフォームは他の選手がマネをしても、実際にボールを打つのは難しいと思います(>_<)

あの”一本足打法”は強靭な下半身を持った王貞治だからこそできたバッティングフォームだと思います。かっこいいですよね!

後に一本足打法で好成績を上げる選手が多くなっていきますが、王貞治を越える選手はまだ現れていません。

あのかっこいい一本足打法から、世界で一番多くのホームランが生まれまた!

“一本足打法”は荒川博コーチ(1961年オフ打撃コーチとして就任)とともに作り上げました。本物の真剣を使った練習は今も語り継がれています。

なぜ”一本足打法”が生まれたか知っていますか?

大きな力を伝えるために足を大きく上げたと誤解されていることが多いんですが、王貞治によると

よく勘違いされるのですが、これはタイミングを測るために始めたものであって、力を伝えるために一本足にしたわけじゃないんです。

僕は高校時代、甲子園でもホームランを打っているようにもともと長打力があった。でも確率が低かったんです。

だから速い球を前でさばけるよう、ボールとの距離を測るために足を上げてみた。それが合っていたんだと思う。

引用元:NEWSポストセブン

王貞治にとって”一本足打法”にしたほうがタイミングを取りやすかっただけだったんですね(^^)

王貞治のバッティングのポイントまとめてました。昔「打つ・真髄」でバットを持って詳しく説明されていました。長いですが、ためになると思います(^^)

  • バットは中指・薬指・小指の3本で、指の付け根で握る(そのほうが手首が動きやすく、やらかく使える)
  • バットは少し短く持つほうが扱いやすい(グリップから1~2cm開ける)
  • 構えでは傘を持つようにバットを持ち、バットが落ちそうなくらい軽く持つ
  • いつでも振り出せるようにリラックスしておく(力を抜いて構えると、すぐに動き出せる)
  • インパクトの瞬間だけ力入れる
  • 構えから打ちに行くまで、膝は緩めて少し曲げておく
  • 両足の親指の付け根に体重をかける(少し前に体重をかける感じ)
  • 足を上げたときは、いつでもピッチャー方向に体重移動できるように軸足の内側(膝の内側、親指の付け根)を意識する
  • バッティングでは、いつでも足の内側を意識する(外側は意識する必要がない)
  • 構えからスイングを始める直前まで、バットは構えたときの位置に置いておくイメージ(体は前に行くので勝手にバットが引かれた状態になる)意識的にバットは後ろに引かない
  • テークバックでバットを後ろに引きすぎない(振り出しのが遅れてしまうから)
  • ステップするときはお尻から行く(開かないため)
  • 後ろの膝を前の膝にぶつけるイメージをすると、勝手に腰が回転する(回転する順番は膝→腰→上半身)
  • バットを振り出すときは左脇は閉める(左脇を開けるとインパクトの衝撃に負けるから)
  • 左肘をヘソに持ってくる感じでバットを振り出していく(そうすることでヘッドが遅れて出てくるので自然とインサイドアウトの軌道になる)
  • 最後のフォロースルーはバットを“前に放り出す”イメージ
  • バットを出すときは、テークバックで曲げていた左腕を伸ばして「前に押し出す」
  • 頭上から見て、バットのヘッドの軌道は円じゃなく「U字」
  • 来たボールを刀で切るイメージでインパクトし終わるまで、手首は返さない(こうするとボールをバットに乗せられる)
  • 来た球は全部打つつもりで待つ。「いい球が来た→打つ」では遅れる。いつでも甘い球が来る前提で待つ。「悪い球なら打つのを止める」という意識

ここまでしっかりと細かく考えていたから、あのかっこいいバッティングフォーム”一本足打法”でホームランを量産できたんですね!

バッティングは「つかみどころがなく、つかんだと思ったらフッといなくなる。つかむためにはとことん練習するしかない」と王貞治は言います。

練習は主に「許容範囲を広げる」ためにしていました。

「練習の時にはライトポールよりも右に打ち込むぐらい、身体を捻らないと。練習でそれだけ捻っておかなかったら、本番で身体を捻れるはずがない」

「120(%)の力感でスイングするという練習をしておくべきなんだよ。試合では120(%)も使えるわけがないんだけど、身体は120(%)のことができるように『準備』しておく。」

「僕の素振りは常に120%。汗がダクダク出るぐらいまで、身体の限界まで振る。骨が軋むまで振るんだ」

引用元:No reasonスポーツの話をしよう

王貞治は練習を120%ですることで「特別なことをしなくてもホームランを打てる段階」になると言います。

試合ではアッパースイングの王貞治ですが、素振りなどの練習では思い切りダウンスイングを意識して振っています。その理由を

「昔はアッパースイングだった。それで打てたらいいんだけど、打てなかった。

少なくとも水平に振るために意識としては上から打とうじゃないかと。気持ちとしては右足首を打つ感じで振りました。

アッパースイングの人は”無意識で”水平に打とうと思ったら、それくらいしないとダメ。」

と語っています。

王貞治の素振りを見ていると、極端なダウンスイングをしていますよね(^^)

走・攻・守すべてがすごい選手”イチロー”のバッティングフォームはキレイでかっこいい!

日本ではもはや知らない人はいないと思います。日本が誇る走・攻・守が揃った名選手「世界一の安打製造機」イチロー!

イチローは走・攻・守の動きが全てにおいてかっこいい選手ですよね(^-^)

日本では7年連続首位打者(メジャーを合わせると8年連続)、メジャーではシーズン最多安打記録262安打、10年連続200安打、メジャー通算安打数3000本以上、プロでの通算安打世界記録4257安打を達成し今なお記録を伸ばし続けています。

プロ3年目、誰も見たことがない”振り子打法”でいきなり首位打者を獲得、当時のシーズン安打新記録210安打を達成し一躍有名になりました!

かっこいいバッティングフォームで、当時野球していた人は、振り子打法もよくマネしましたよね(^-^)

あの当時は”振り子打法”を酷評する解説者も多くいましたが、その活躍を目の当たりにし、その人たちを黙らせました!

いきなり現れたあの時から、僕は全てがかっこいいイチローの大ファンになり、あのかっこいい振り子打法をよくマネしていたことを覚えています。

イチローはメジャーに行き、メジャーのピッチャーの速球・動くボール(カットボールやツーシーム)に対応するために“振り子打法”を捨て、あまり足を上げないメジャー仕様のバッティングフォーム変え、そこからまた新たな快進撃が始まり、次々と記録を塗り替えていっています。

メジャー仕様のバッティングフォームは、これはこれで無駄がなくキレイでかっこいいですよね!

プロ野球ではパワーアップのために体重を増やす選手が多くなっていますが、イチローの体型は日本にいた頃とほとんど変わらず、メジャー16年間(2016年)180cm79kgの体で、100kg以上のメジャーリーガーと戦ってきました。

イチローは野球選手としては細い体ですが、練習ではホームランばかりを打つことで有名です。フリーバッティングでは全身をフルに使って、思い切りフルスイングをします。

なぜ練習ではフルスイングをしてホームランばかり打つのか?その理由をテレビでこう言っていました。

「バット振れないと基本ダメでしょ!こっち(流し打ち)はいつでも打てるから。」

練習のための練習はしない!イチローは練習で思い切りフルスイングをして、試合でしっかりとバットが振れるように準備をするのです。

王貞治と重なるところがありますね(*_*)

イチローのバッティングに対する考えは

  • バットは強く振れなくてはいけない
  • 手(グリップ)は最後まで残す
  • ショートゴロはいいが、セカンドゴロはダメ
  • 1番遅い球を待って速い球に対応する

しかし2015年突然スランプに陥りました。150キロ以上の球に対応できなくなったのです。打率はメジャーに移籍してから最低の,229まで落ちました。

「イチローは衰えた」

とだれもが思いましたが、2016年見事にV字回復し、打率は,291まで上がりました!

150キロ以上の球に対しての打率も,226→,360と急激に上昇しています。V字回復した理由は速い球に対応するために、少しバッティングフォームを変えたからです。

それは「手が早く出る状態(構え)にする」です!

2016年は構えの時に、2015年よりもバットを寝かせることで、バットがロスなく最短距離で素早く出せるようになり、スイング軌道が短くなって速い球に対応できるようになりました。

あの無駄がなくキレイでかっこいいバッティングフォームで50歳まで活躍することを期待しています(^-^)

2016年打撃急成長!日本に収まりきらない選手”大谷翔平”はすべてにおいて、かっこいい!!

日本を代表する選手に成長した大谷翔平のバッティングフォームもかっこいいですよね。特にホームランを打ったときのバッティングフォームはほんとかっこいいですよね!

バッティングだけじゃなく、ピッチングや走る時のフォームもかっこいいし、また顔もかっこいいですし、ほんとに何をしてもイチロー同様に絵になる選手ですね(^-^)

投げてはプロ野球選手最速165キロを投げ、打っては日本人離れした飛距離を誇ります。

年々進化を遂げる大谷は毎年少しずつバッティングフォームが進化し、成績も右肩上がりです。大谷のあのかっこいいバッティングフォームのポイントは

  • ボールに当てにいくのが右腕(前の腕)
  • ボールに力を伝えるのが左腕(後ろの腕)
  • 地面と平行に体重移動
  • 前の足を踏み出したとき、前に体重が乗りすぎてもダメ、後ろに体重が残りすぎてもダメ

2015年は打率,202・本塁打5本と選手生活のなかで過去最低の成績でバッティングは絶不調でした。

マークも厳しくなり、変化球にはボールを待ちきれずに前に突っ込んでしまい、あのかっこいいバッティングフォームが崩されることがよくありました(>_<)

しかし2016年“あること”を意識するようになり、かっこいいバッティングフォームが進化を遂げて、更にかっこいいバッティングフォームになりました。

なんと打率は,322まで上がり、2016年は指にできたマメが潰れピッチャーができないこともあり、打者としての起用が増えホームランも22本と大幅に増加しました。

まるでメジャーリーガーのようなバッティングフォームで、飛距離もメジャー級になり、日本では収まりきらないスゴイ選手になってしまいました!

2016年意識した”あること”とは

「踏み出したときに、踏み出した右足を突っ張る(伸ばす)」

そう意識していくようになると、体が開いたり前に突っ込まないようになりました。

するとミートするポイントがキャッチャー寄りになり「最後までボールを待って捉えられる」ようになって、ボールを“自分のゾーン”まで呼び込んで打てるようになりました。

ボールを体のより近くまで呼び込めるようになって「自分のゾーン」で打てるようになり、レフト方向へも強い打球が打てるようになりレフト方向へのホームランがメチャクチャ増えました。

2016年の大谷は自信に満ちあふれた表情でこう言いました。

「ヒットにできるストライクゾーンも広がっている。アウトコースもインコースも関係ない。」

練習では「踏み出した右足を突っ張る」感覚を体に覚え込ませるために、ミートする瞬間に左足(後ろ足)を上げ、突っ張った右足(前足)だけで体を支えて打つときもありました。

以前は基本的にストレートを待って変化球に対応していましたが、以前よりキャッチャー寄りでもボールをしっかり捉えられるので2016年は

「ある程度、自分が対応できると思った球速に対しては、変化球を待ってまっすぐ(ストレート)を打てればいいかなと言う気持ちでやっている。」

と大谷は言っていました。

変化球狙いの打席でストレートを捉えられるようになり、試合では変化球狙いでストレートが来てもレフト方向へホームランを打つときがありました。

普通なら差し込まれるところですが、体の近くに「自分のゾーン」を作っている大谷だからこそスタンドまで届きました。

そして2017年更に進化を遂げ、構えの時にグリップを最初からトップの位置に置くようになりました。その結果テークバックが小さくなりました。大谷はその理由をこう述べています。

「テークバックを小さくしたというか・・・一番は初動を遅くしたいんですよね。言葉ではなかなか伝えるのが難しいのですが・・・

自分がイメージしているバットの振り出しの一番最初のところをなるべく遅くすることで「動くボール」に対しても、もっと打てるようになるのかなと」

引用元:週刊ベースボール

「動くボール」というのはメジャーを意識してのことですね!

メジャーでは「動くボール」いわゆるカットボールやツーシーム(ストレートと見分けが付きにくくストレートと同じ軌道できて、手元で少し曲がるボール)が多く投げられます。

イチローもメジャーに行くと決めたときに「動くボール」に対応するため”振り子打法”を捨てて、足をあまり上げないメジャー仕様のバッティングフォーム変えたことは有名ですね(^-^)

大谷の新しいバッティングフォームはメジャーリーグの選手のようですね!ほんとかっこいいですよね!

2017年はオープン戦でも打撃好調で一番ホームランを打ち、シーズン開幕5試合で20打数10安打の打率,500でホームラン2本と快調なスタートを切っています(^-^)

ほんと手がつけられない選手ですよね。どんどん進化してもっともっとかっこいいスゴイ選手になってほしいですよね。怪我さえなければメジャーでも大活躍間違いなしです(^^)

まとめ

もっと多くのかっこいいバッティングフォームの選手をご紹介したかったのですが、長くなってしまいましたのでこれくらいにしときます(笑)

左打ちの選手ばかりですね。それは僕が左打者だからかもしれません(^-^)

右打者にもかっこいいバッティングフォームの選手がいると思いますが、やっぱり左打者のほうがかっこいいバッティングフォームの選手が多いように思います。

初めは「変なバッティングフォームやなぁ」と思っていても、好成績を残すと「かっこいい」と思うかもしれません。

“一本足打法”も”振り子打法”も打てない選手がすると「カッコ悪い」と思ってしまいますが、王貞治やイチローみたいに好成績を残すような選手がすると「かっこいい」となり、モノマネする人が多くなったんでしょうね(^-^)

最後までご覧いただきありがとうございます。皆様が今よりも良くなるように願っております。

また宜しくお願い致します。

こちらもご覧下さい!→メジャーリーガーのバッティングフォーム3つの大きな特徴とは!?