バッティングの飛距離アップのための下半身トレーニング3選!!

ホームランバッターは下半身や筋肉がすごく、ユニフォームの上からでも鍛えられているのがよく分かります。

バッティングの飛距離アップのために下半身の強化は欠かせません。今も昔もバッティングの基本は下半身です。

世界のホームラン王・王貞治は、腕相撲は弱かったのですが、足腰は人一倍強く「一本足」は押されてもビクともしなかったといわれています。

王貞治や落合博光や松井秀喜や金本知憲や小笠原道大などのバッティングの飛距離が凄い球界を代表する長距離砲が最も重要視していた練習とは?

今回はバッティングの飛距離アップのための下半身の鍛え方をプロ野球選手の話も織り混ぜながらお伝えしたいと思います。

バッティングの飛距離アップには走ること!

メジャーリーグで2017年驚異的なスピードでホームランを打ち続け59本塁打を記録したジャンカルロ・スタントン最大で傾斜60度の「砂丘」で凄まじいトレーニングをする姿が、スタントン本人のInstagramで公開されました。

メジャーでも屈指の飛距離を誇る飛ばし屋スタントンは、デビューから8年間で通算267本塁打を放つ若きホームランバッターです。

スタントンはマンハッタンビーチのサンド・デューン・パークにて更なる進化を求め下半身を鍛えるため砂丘で過酷な走り込みをしていました。

プロ野球で砂丘トレーニングといえば糸井義男です。

2015年まで浜松の自主トレをしており、浜松でも名物になっている砂丘トレーニングの走り込みで下半身をイジメぬいていました。その中には柳田悠岐なども参加していました。

「胃が出るまで走る」

というほど自らを砂丘トレーニングの走り込みで追い込み、最強の下半身を作り上げました。

砂丘トレーニングで下半身が強化され、そのシーズンは糸井義男は首位打者をとり、柳田悠岐は打率・本塁打・打点で自己最高の成績を記録しました。

プロに入り30本塁打以上を10回記録した小笠原道大も走り込みを大切にしていました。

高校通算0本塁打でしたが、高校→社会人→プロへといくにつれて練習量を増やし走る量をアップしていったことも飛距離アップにつながったといいます。

バッティングの飛距離アップのために「走り込み」をして下半身を鍛えることはいいのですが、間違った「走り込み」をすると意味がありません。

意味が無いだけならまだいいのですが、反対にバッティングに悪影響になる場合もあります。

バッティングの飛距離アップのために下半身を鍛えるなら、だらだら長い距離を走るのはよくありません。

飛距離を伸ばすには爆発的な「瞬発力」が必要になりますので、走り込みは長距離走じゃなく「短距離走」が基本です。

野球では試合のとき、走攻守すべてでスピードが要求されます。そのため走るのも全力で走ることが大切になってきます。

「走り込み」は試合で野球のパフォーマンスを向上するのが目的です。

だから、もし500m走るなら50m×10回のほうがよく、もっといいのはリレーです。リレーでは相手に負けないように100%またはそれ以上の力を出すので試合にはかなり役立つ練習になります。

走ることはバッティングの飛距離アップに必要な下半身が鍛えられるだけではなく、腹筋や背筋などの体幹はもちろんブレない「軸」を作るのにも役立ち、野球のパフォーマンスアップに最適です。

野球のプレーでは前後左右に動く必要がありますので、足を広げてスタートの構えをしたら、

  • 普通に前にダッシュ
  • 盗塁のときのように横にダッシュ
  • 守備をするときのようにいろんな方向にダッシュ
  • スタートして急に止まり、またダッシュ

など、試合で想定されるスタートを切ることで、より試合に活かされる「走り込み」になり、体のバランス感覚や下半身がより鍛えられ、バッティングでもしっかりした「土台」ができ飛距離アップにもつながります(^-^)

試合ではゆっくり走ることはほとんどなく、全力、または全力以上で走ることが多いので、普段の練習から思い切りダッシュしましょう!

筋トレで下半身筋力アップして飛距離を伸ばす

下半身の筋肉量を増やし、パワーアップすることでバッティングの飛距離がアップします。

パワーアップするには「筋トレ」が1番です。

下半身の筋トレをすることで、地面を蹴る力が強くなり、下半身→上半身→バットに伝わる「力」が強くなりバッティングの飛距離が伸びます。

上半身に伝わる「力」が強くなるということは、上半身にかかる負担も強くなります。

そのため筋トレは下半身しかやっていなくても、バットを振ることで同時に上半身の筋肉も鍛えることができます。

徹底的な筋トレをしてきた柳田悠岐は下半身強化が1番重要と考え、筋トレでは下半身を中心に鍛えています。下半身の筋トレをしっかりやってきたお陰で、今やバッティングの飛距離は球界トップクラスです!

筋トレをしてバッティングの飛距離を伸ばすことに成功したバッターは多くいます。

有名なのは金本知憲ですね。かなりの負荷をかけスクワットをするなど、下半身強化を重要視していました。

金本知憲はプロ入り当初はホームランを全く期待されておらず、コーチからは「ゴロを転がして足を活かせ!」と言われるくらい非力でした。

しかし筋トレで下半身などを徹底的に鍛えたおかげでバッティングの飛距離を伸ばすことに成功し「非力でホームランを期待されていなかったバッター」が歴代10位の通算本塁打476本の「ホームランバッター」にまで成長しました!

筋トレでスピードが落ちるという意見もありますが、金本知憲いわく

「33歳のときの体重が1番重かったが、1番速く走ることができた。」

筋トレして筋肉量が増え、体重が増加してもスピードは落ちません。

鍛え方を間違えなければ、逆にスピードが上がるのです!

「バットスイング」で飛距離アップに必要な下半身が作られる!!

バッティングの飛距離をアップさせたい人は「金本知憲」と「小笠原道大」を参考にするべきだと、僕は思っています。

なぜなら彼らは元々ホームランバッターじゃなかったからです。

元々ホームランバッターの人の話より、「金本知憲」や「小笠原道大」のようにホームランを打てなくて、その後打てるようになった人の話のほうが、絶対ためになります。

また元々ホームランバッターの人でも、この2人の話は必ず参考になると思っています。

金本は筋トレや走り込みもよくしていましたが

「練習の8割がバットスイングだった」

というくらい、他の選手よりもバットを振る量が多かったといいます。

打撃練習では、あまりの練習量だったため打撃投手が疲れきってしまい、コントロールが乱れ金本にボールを当ててしまうことがよくありました。

特に金本はマシンでボールを打つよりも「素振り」を大切にしていました。試合が終わったあとも数十分間、鏡の前で素振りを繰り返していました。

金本は筋トレばかり注目されていますが「バットスイング」を1番大切にしていました!

特に「素振り」は有名なホームランバッターたちも重要視しています。

三冠王3回の落合博満「素振りを一本でも多くしたヤツが勝つ世界」

ホームラン王15回通算本塁打868本の王貞治「僕の素振りは常に120%。汗がダクダク出るぐらいまで、身体の限界まで振る。骨が軋むまで振るんだ」

日米通算本塁打507本、日本の10年間だけで332本!日本が誇る強打者の松井秀喜「素振りが僕のバッティングの土台」

などの名選手たちは「素振り」を1番大切にしていました。

走り込みや筋トレで下半身を鍛えるだけじゃ、バッティングの飛距離を伸ばすことはできません。

筋トレや走り込みで下半身を鍛えるのはバッティングの飛距離アップの「補助」でしかありません。

バッティングに活かそうと思えば「バットスイング」が必要不可欠です。

「フルスイング」が代名詞の小笠原道大も「バットスイング」をものすごく大切にしていました。

フルスイングと聞けば、ただ力任せにバットを振り回しているような印象を受けますが、そう単純ではありません。

思い切りバットを振り切るだけの体力、つまり下半身が強くなければ、あれだけの豪快なスイングは生み出せません。

小笠原は無我夢中でバットを振り続けることで球界トップクラスのスイングスピードとブレない回転軸を作り上げました。

小笠原道大のフルスイングを見たことがない人は、動画で一度見てください!!

惚れ惚れするフルスイングで見ていて気持ちよく、思わず「かっこいい!」と言ってしまうでしょう(>_<)

小笠原はバッティングでフルスイングするときに以下のことに注意していました。

  • とにかくバットをたくさん振る
  • 下半身主導で最後まで振り切る
  • 頭が動かず体がブレずに全力で振り切る
  • 振り終わっても崩れない
  • 始めから終わりまで全力で振らず、インパクトの瞬間にMAXのスピードになるようにする
  • フルスイングする下半身は粘り強く
  • 打撃練習でも小手先に頼らずフルスイングする
  • フルスイングを続ける心構えを常に持つ
  • 詰まってもいいからトップの位置から振り切る

僕の経験をお伝えします。

バッティングセンターで「キレイなフォームで打とう」「コンパクトな構えでコンパクトに振ろう」などと色々考えて、バットを振ってもカスみたいな当たりばかりで飛距離が出ずに苦しんでいました。

やけくそになり「小笠原みたいに思い切り振ったれ!」と思い、小笠原のように構えを大きくし思い切りフルスイングしました。

すると急に芯に当たるようになり、鋭いライナーがセンターを中心にバンバン飛ぶようになり一気に飛距離が伸びました!

それ以降、僕はバッティングは常にフルスイングを心がけバットを振り切るようになりました。

実は、バッティングはコツコツと軽く当てにいくより、フルスイングした方がミートしやすいんです。高打率でホームランも打てるバッターは必ずフルスイングしています。

金本も小笠原もバッティングでは下半身を重要視しており、実際に2人とも現役時代のお尻や下半身の筋肉は凄いものでした。

小笠原が繰り返し言っていたのは

「スイングする力はバットを振ることで培われる!!」

こういう考えでバッティングを続け、高校通算0本塁打の男が確実性・長打力を兼ね備えた球界を代表するバッターにまで登り詰めました。

小笠原はインタビューで高校球児に向けてこう語っていました。

バットを振る動きは、スイングすることでしか身に付かないと思います。

ウエイトも必要ですが、あくまでスイングがあってこそのウエイト。繰り返しになりますが、ウエイトが先行してしまうと、ボディビルダーを目指しているのと一緒になってしまう。

考えてみてください。そもそも大昔はウエイトなんてなかったわけです。ではなぜ、当時の大打者が数字を残せたかというと、それだけスイング、素振りを地道に重ねたからでしょう。

最近の高校生は、近代的なトレーニングに傾倒し、すぐに結果を求めがちと聞きます。

そうではなく、根気よく、毎日、毎日、スイングを、それも全身を使って下半身で踏ん張り、下半身主導で最後まで振り切るスイングを繰り返すことで、振る力をつけてほしいと思います。

引用元:高校野球ドットコム

2人とも共通してる想いがあります。それは、

「ホームランを打ちたい!」

この想いが誰よりも強かったからこそ、ホームランバッターじゃなかった2人が球界を代表する”ホームランバッター”になれたんだと思います(^-^)

「ホームランを打ちたい!」「もっともっと飛距離を伸ばしたい!」

この気持ちを常に持って下半身主導でフルスイングして下さい!

まとめ

バッティングの飛距離をアップのための下半身の鍛え方は

「走り込み(短距離走)」「筋トレ」1番大事なのは「バットスイング」です!

「走り込み」では短距離ダッシュを全力で頑張って下さい。そして「筋トレ」は下半身を中心にして、下半身の筋トレはスクワット・ランジを中心に頑張って下さい。

「走り込み」「筋トレ」で下半身をしっかり鍛えて、下半身主導での「バットスイング」を誰よりも多く繰り返して下さい。

バッティングの飛距離アップを目指す方は、常に「フルスイング」を忘れずに頑張って下さい(^-^)

小手先に頼らず、頭を動かさず、回転軸のブレない「フルスイング」ができれば、打率も上がり飛距離も伸ばすことができます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。皆様が今よりも良くなるように願っております。

それではまた宜しくお願い致します。

こちらもご覧下さい!→バッティング飛距離アップに必要な筋肉!下半身と背筋の筋トレ7選!