バッティングの飛距離と体重の関係を徹底調査!

高校野球やプロ野球の世界ではバッティングを向上したり飛距離アップをするために体重を増やし、パワーアップすることが主流になっています。

最近では有名なところで日本ハム大谷翔平、ソフトバンク柳田悠岐・松田宣浩、広島カープ鈴木誠也などが体重増加でパワーアップしホームランを量産しています。

通常ではシーズンオフに体重を増やすことが多いのですが、鈴木誠也はシーズン中に体重を10kg増やしました。

この選手たちは体重アップをしてバッティングが向上し飛距離もアップしています!

実際に上手に体重を増やすことで、重くなった体重をバッティングに活かすことが可能になり、飛距離アップにつながります。

そこで今回は「体重とバッティングの飛距離の関係性」や「体重の軽い天才ホームランバッター」や「体重の増やし方」などについてお伝えしたいと思います。

ホームランバッターは体重が重い!

ホームランバッターといえば、体重が重く身体が大きい人が多いですよね。

プロ野球で調べてみると、ここ10年間で36人の選手で合計64回も「30本塁打以上」が記録されています。体重別で割合を調べてみると

  • 100kg以上・・・39%(14人)
  • 90~99kg・・・39%(14人)
  • 85~89kg・・・14%(5人)
  • 80~84kg・・・3%(1人)
  • 75~79kg・・・6%(2人)
  • 74kg以下・・・・0%(0人)

わかりやすくするため小数点以下は四捨五入してます。体重が重いほうが割合が高いですね!

見方を変えると

  • 100kg以上・・39%(14人)
  • 90kg以上・・・78%(28人)
  • 85kg以上・・・92%(33人)
  • 80kg以上・・・94%(34人)
  • 75kg以上・・・100%(36人)

となります。36人中34人94%が体重80kg以上です。

ここ10年間の「40本塁打以上」のプロ野球選手になると人数は3分の1まで減少し、12人で合計16回になります。これも体重別で分けると

  • 100kg以上・・・50%(6人)
  • 90~99kg・・・33%(4人)
  • 85~89kg・・・17%(2人)

となります。100kg以上が50%で「30本塁打以上」を上回りました。これも見方を変えると

  • 100kg以上・・50%(6人)
  • 90kg以上・・・83%(10人)
  • 85kg以上・・・100%(12人)

となります。12人中10人8割以上が90kg以上で85kg未満では1人もいませんでした。

どうですか?30本塁打以上の選手より40本塁打以上の選手のほうが体重が重いですね!ホームランを打つには飛距離が必要で、その飛距離をかせぐためにはある程度体重がある方が有利です。

体重80kg越えると一般的に重い方ですが、プロ野球選手では80kg以上の選手は多く、ホームランバッターになると軽い方です(*_*)

いろいろ調べてみると、体重が重い方がバッティングでは有利なことが多いのです。

体重が重い人の方がスイングスピードも速く飛距離もあり、ホームランバッターの割合は多くなります。

体重アップ=飛距離アップ!?そう簡単にはいきません

確かに体重が重くなるほどバッティングには有利で、飛距離がアップする傾向にあります。

しかし単純に「体重アップ=飛距離アップ」とはなりません。「体重アップ=飛距離アップ」になるにはいくつか条件があります。

  • バッティングフォームが良い
  • 筋肉量がアップして、体重がアップすること
  • ボールにバットが当てられること

これらが重要です。

「バッティングフォームが良い」・・・いくら体重が増えてもバッティングフォームが悪ければ、飛距離は伸びません。力士やプロレスラーがバッティングをしてもバッティングフォームが悪ければ、ボールに力が伝わらず飛距離は出ません。

逆にあの体つきでバッティングフォームが完璧ならば、飛距離はものすごいことになるでしょうね(^^)

「筋肉量がアップして体重がアップすること」・・・体重がアップしても脂肪だけ増えると、バッティングに活かされずスイングスピードも上がりません。

脂肪だけ増えれば、ただの重りにしかならず体重に対して筋肉の割合が少なくなるため動きが遅くなりますので、当然ですがスイングスピードも遅くなり飛距離も伸びません。

しかし多少脂肪が増えても、しっかりと筋肉量がアップすればバッティングに活かすことができますので、スイングスピードが上がり飛距離アップを目指せます。

もし同じ体重の人がいれば、筋肉量が多い方が飛距離は伸びます。

「ボールにバットが当てられること」・・・これは当たり前ですね(笑)いくら体重をアップしてもボールを打てなければ、バッティングの飛距離を伸ばすこともできません。

もう少し説明を加えると「バットの芯」にボールを当てることが重要で、バットの根っこや先に当てても飛距離は伸びません。

「バッティングフォームが良い」「筋肉量が多い」「バットの芯にボールが当てられる」そうすればバッティングに活かすことができますので、おのずと飛距離がアップしていきます!

バッティングの飛距離は「スイングスピード」と「重さ」が大切です!

一般的にバッティングの飛距離は

「スイングスピード」と「重さ(バットがボールに当たるときの重さ)」

が大きく関係するといわれています。

「スイングスピード」は体重(筋肉量)がある方が速くなります。

「筋肉量が多い」ということは、車でいうと「エンジンが大きい」と同じ意味となり、大きなパワーが出せ、スピードも速くなります。

そのため体重(筋肉量)が多い方が、より重いバットを扱えます。

同じスイングスピードでも、より重いバットが扱えれば、「ボールに当たるときの力」が強くなるので確実に飛距離は伸びます。

そしてバットの重さに関係なく、体重(筋肉量)が多い人の方がバットを振ったときに、より強くボールに力を与えることができます。

なぜなら・・・

想像してみて下さい。

例えば60kgと100kgの人がいます。2人とも筋肉ムキムキで体脂肪10%です。

あなたはこの2人と「思い切り」ハイタッチをします。2人とも「腕を振るスピードは同じ」です。

あなたも負けじと思い切りハイタッチして下さい。

バチンッ!!

どちらの方がより衝撃が強かったですか?

同じスピードなら100kgの人の方が体重も重いため衝撃が強くなります。

物理的に「同じスピード」ならば「重い方が強い力を与えられる」のです。

「あなたの手=ボール」で「相手の手=バット」です。

「同じスピードのボール(あなたの手)」を「同じスイングスピードのバット(相手の手)」で打つとなると、60kgの人に比べ100kgの人のほうが強い力を与えることができるので、体重の重い方がバッティングの飛距離は伸びていきます!

しかし体重の軽いホームランバッターもいる!

最近、体重の軽い天才ホームランバッターが現れました(>_<)

それは日本プロ野球史上初2年連続トリプルスリー(3割30本塁打30盗塁)のヤクルトスワローズ山田哲人です。

山田哲人は76kgでホームランバッターとしては軽すぎます。多くの解説者・プロ野球選手が山田哲人を「天才」と言っています。

なぜこんなに体重が軽いのにすごいバッティングができるのか?その理由は

  • スイングスピードが速い
  • ボールにバックスピンをかけるのがうまい
  • ボールをバットの芯でとらえられる確率が恐ろしく高い
  • タイミングをとることが非常にうまく、自分のバッティングができる確率も恐ろしく高い

だからバッティングの飛距離がすごく、軽い体重でもホームランを打てるのです。

スイングスピードが速く、さらにボールにバックスピンをかけるのが上手いので途中で失速せず、グングン飛距離が伸びていきます。

しかも他のバッターに比べてバットの芯にボールを当てる確率がかなり高く、タイミングをとるのもうまいため自分バッティングができる確率もかなり高くなります。

その結果、体重が軽くても飛距離が伸び、他の選手よりも多くのホームランが打てるのです。

ピッチャーはバッターのタイミングを崩すためにいろんな手を使いますが、山田哲人はタイミングを崩されにくく非常に高い確率で自分のバッティングをしてくるので、ピッチャー泣かせのバッターですね(>_<)

誰でも自分のタイミングで自分のバッティングができれば飛距離は確実に伸びます。でもそれができないから苦労するんですね(>_<)

また普通のホームランバッターは多少打ち損じてもホームランになる時もありますが、山田哲人の場合は体重が軽いので打ち損じではホームランにならないといいます。

それでもホームランが多いということは打ち損じが少なく、芯に当てる確率が非常に高いことが良くわかります!

山田哲人の身体をよく知るヤクルトスワローズのトレーナーは技術的な面以外にも

  • 走ることを含めて「スピード」に優れている
  • 身体のサイズから考えれば力が強く、かなり重いものを持てる
  • パワーの立ち上がりが早く100%のパワーを出すまでの時間がプロ野球でもトップクラス

山田哲人は調べれば調べるほど「凄さ」がわかり、多くの解説者・プロ野球選手に「天才」と言われるのが理解できます!

だから山田哲人は体重が軽くてもバッティングの飛距離がすごく、ホームランが打てるのですね(^^)

山田哲人が体重が軽い人がバッティングの飛距離アップするためのお手本です(^^)

・・・マネできませんけど(笑)

体重アップは良いことばかりではない!

体重アップは危険もあります。

それはケガ・故障の危険です。体重が増えれば、それだけ関節に負担がかかります。

プロ野球選手でも体重を増やしてバッティングがよくなり飛距離も伸びたが、ケガ・故障したという話はよく聞きますよね。

負担がかかるのは膝や腰なので、特にケガ・故障が多いのは膝・腰ですね。膝痛や腰痛、太ももの肉離れなどはよく聞きます。

脂肪で体重増加するとその傾向は高まります。なぜなら脂肪はただの重りにしかならないからです。

体重増加はバッティングの飛距離アップには良いのですが、こういう悪い面もあるこを理解していただきたいと思います。

それでも

「ケガ・故障はしたくない。でも体重増加してバッティングをよくして、飛距離を伸ばしたい!」

ですよね(^^)

ケガ・故障しないで体重増加するために、次のことを守って下さい。これらを守っていただくとケガ・故障のリスクはゼロにはなりませんが、可能性はかなり少なくなります。

  • 筋トレをする
  • 食事も大切ですが、プロテインも利用する
  • 筋トレのあとは回復するまで休む

「筋トレをする」・・・筋トレをしないで体重を増やすと、筋肉じゃなく脂肪が増えます。そうするとケガしやすくなります。体重増加で大切なのは「筋肉量」を増やすことです。

「食事も大切ですが、プロテインも利用する」・・・食事だけで何食も何食も食べると胃腸の負担が多くなり、胃腸が疲れてしまい栄養がしっかりと吸収できなくなります。

しかも、筋肉量を増やすにはタンパク質が必要不可欠ですが、食事だけで補おうとするとお金もかかりますし、タンパク質だけではなく炭水化物や脂肪を摂りすぎてしまい、筋肉だけではなく脂肪が増えてしまいます。

そこでプロテインの登場です。プロテインはタンパク質の割合が高く、食事でタンパク質を摂るよりも経済的で胃腸の負担が少ないため一石二鳥です(^^)

「筋トレのあとは回復するまで休む」・・・これはかなり大切です。筋トレはやり過ぎると筋肉が細くなったり、ケガ・故障したりします。筋トレで筋肉を限界まで追い込むと、筋肉・腱・靭帯が回復するまでに1週間はかかります。

胸・背中・脚を鍛えようと思ったら、例えば月曜日:胸、水曜日:背中、金曜日:脚と分けて筋トレして下さい!

下半身の筋肉を増やしたいからといって、脚の筋トレを毎日するのはやめて下さい!

これらのことを守っていただき、効率的に体重を増やしバッティングを向上させ、飛距離を伸ばして下さいね(^_^)

まとめ

バッティング向上・飛距離アップには体重を増やすことが効果的です。

実際、体重を増やしバッティング向上し飛距離もアップした選手はたくさんいます。

しかしその反面、体重増加でケガ・故障する選手がいることも事実です。

体重を増やしバッティング向上・飛距離アップしたい人は筋トレをして、しっかり栄養をとって、しっかりと休んで、脂肪じゃなく「筋肉」を増やしましょう!

体重が軽いまま、バッティング向上・飛距離アップしたい人は、山田哲人を参考にして下さい。しかしこれはかなり難しいことなので(>_<)やっぱり体重(筋肉量)を増やして下さい。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

皆様が今よりも良くなることを願っております。それではまた宜しくお願い致します。

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